長寿高齢化という社会問題に対して、
関連する知識・情報を
広く金融業界に普及させることで、
社会全体の利益に貢献していく

お知らせInformation

DATE TITLE
2024.06.21 6月5日に開催された「高齢社会対策大綱の策定のための検討会(第6回)」において、当協会の学術顧問である駒村先生より、高齢社会への対応に関するいくつかの論点について「福祉と金融の連携」における課題との関連で意見を述べられました。
2024.05.15 『地域ケアリング』2024年6月号に金融ジェロントロジーの特集が組まれ、当協会からも寄稿しました(閲覧には購読の申込みが必要です)。
2024.05.14 研究委託先である慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターにおいて 「金融機関職員が顧客の認知機能を推測することに対する各方面でのニーズと顧客の受容性に関する調査研究」が開始されています。(参加募集の案内あり)
2024.04.26 会員の皆さまにご案内した「第1回 SIP 包摂的コミュニティプラットフォームシンポジウム」の資料と動画が公開されました。
2024.04.01 お陰様で日本金融ジェロントロジー協会は5周年を迎えました。

設立の趣意Our purpose

長寿高齢化という社会課題に対して、
関連する知識・情報を広く金融業界に普及させることで、
社会全体の利益に貢献していく

長寿は長い間、人類の夢であった。現在、我が国の平均寿命は100歳に向けて伸長を続けており、その夢はまさに実現しつつある。しかし、長寿だけでは幸せな生活を営むことはできない。健康と十分な資産があってこそ長い人生を楽しむことができる。
長寿社会における新たな課題は加齢による認知機能の低下である。認知機能の低下により、適切な消費、資産管理、運用が困難になる。今後、資産を持った高齢者が増加することにより、この問題は個人のみならず社会全体にも大きな影響を与えることになるであろう。
長寿社会においては、高齢者の消費、資産管理・運用などの経済活動を支援するための新たなサービスや制度が必要になる。そして、そのこれらサービスや制度を開発し、関連する知識・情報の普及等に取り組む中立的な組織が必要になる。当該分野の課題と解決方法を学際的に研究する「金融ジェロントロジー」の知識を普及させ、社会全体の利益に貢献していくことを目的として本法人を設立する。

協会の行うサービスについてService

協会についてAbout us

「一般社団法人日本金融ジェロントロジー協会」(2019/4/1設立)
〒108-0073 東京都港区三田2-14-5 TEL:03-6381-7621
会長 清水 雅彦 (非常勤) 慶應義塾大学名誉教授
理事 中村 慎助 (非常勤) 慶應義塾大学名誉教授
石井 亮 (非常勤) 弁護士、和田倉門法律事務所
山脇 健一 (常勤、業務執行理事) 野村證券株式会社
田堂 貴久 (常勤、業務執行理事) 三菱UFJ信託銀行株式会社
監事 佐藤 正樹 公認会計士・税理士、税理士法人渡邊芳樹事務所
顧問 清家 篤 (学術) 慶應義塾学事顧問、慶應義塾大学名誉教授
三村 將 (学術) 慶應義塾大学名誉教授、予防医療センター特任教授
駒村 康平 (学術) 慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロ
ジー研究センター長、慶應義塾大学経済学部教授
飯島 勝矢 (学術) 東京大学高齢社会総合研究機構機構長、
東京大学未来ビジョン研究センター教授
成本 迅 (学術) 京都府立医科大学大学院医学研究科教授
研修委員長 岸本 泰士郎(非常勤) 慶應義塾大学医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座 特任教授
倫理委員長 加藤 伸樹(非常勤) 弁護士、和田倉門法律事務所
社員 野村ホールディングス株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社

沿革History

  • 一般社団法人 日本金融ジェロントロジー協会設立
  • 「エッセンシャル金融ジェロントロジー」動画研修の提供開始
  • 個人会員の認定開始
  • 「行動憲章」の制定
  • 体験型VR動画「高齢者対応ケーススタディ」の提供開始
  • 「法人特別会員ワーキング・グループ報告書~認知判断能力が低下・喪失した                           顧客の預金引出・金融商品売却依頼に対する対応の在り方~」の公開
  • 資格認定制度の運営開始
  • 「継続教育研修動画」の提供開始
  • 「認定会員」の対外表示の開始
  • 動画研修「第4章-3高齢者の資産管理(1)―意思決定の理論と技術」の追加
  • 最新の人口推計データ等に基づく動画研修の更新
  • 「法人会員ワーキング・グループ報告書~社会福祉関係機関と金融機関の連携の可能性について(中間報告)」の公表